輪島塗包丁

炭粉仕上げ(先丸型)日輪 (抜け防止の止釘あり)

古墨とは、製造されてから長い年月がたった墨。
質の良さや装飾の美しさにより現在でも大変珍重されています。この古い墨の表面に似せた雰囲気を漆で表現した古墨仕上げは、通常の輪島塗の艶やかな光沢は無いが、落ち着いた黒色が深みと風格を感じさせます。

輪島塗包丁

日輪とは

日常ではそこにある事、見える事が、あまりにも当たり前すぎて意識しない太陽と月。しかし日食となれば、人々の意識は、太陽と月に釘付けになります。
こんなにも太陽・月の恩恵にあずかっているということが、実感できる瞬間です。
中でも金環日食は、太陽と月の重なりがはっきりわかるため、いっそう神々しくありがたい気持ちになります。

輪島塗包丁

白極上霞とは

白極上霞は、切れ味が鋭く長年包丁製作に使用されてきた「白鋼」を熟練職人が手で鍛造し製作したもので、この輪島塗包丁に使用されています。

「霞」とは包丁の製法の一つで、2種類の鉄を組み合わせて包丁を造り上げる製法で、耐久性が高く研ぎやすいことが特徴。
そして「鍛造(たんぞう)」とは、鋼の塊を熱しながら手で叩き伸ばして行く作業のこと。温度が低いと時間がかかってしまうのですが、温度を上げすぎると鋼の組織が壊れて切れ味などの性能が落ちてしまう、という2面性を持つ作業です。子の日の職人さんは包丁の性能を最大限に引き出すため、極力低温で時間をかけて鍛造しているのです。

炭粉仕上げ・日輪

価格:157,000円(税別)

寸法:刃渡り20cm 厚み3mm
鞘をつけた時の長さ:37cm 高さ4cm
専用アクリルケース寸法:W6.6 H4.5 長さ38.6cm